春日井法律事務所の弁護士紹介

春日井法律事務所 宮田陸奥男   春日井法律事務所 吉田光利   春日井法律事務所 伊藤朋紀
春日井法律事務所 市川哲宏   春日井法律事務所 中島真実   春日井法律事務所 丹羽康暢
プロフィール

 みやた    むつお

弁護士 宮田陸奥男
1941年 名古屋市西区生まれ その後、旭丘高校卒、名古屋大学法学部卒
1978年 弁護士登録。
1983年 春日井法律事務所 設立
1987年 春日井法律事務所友の会結成
1989年 スルジェ山の会結成
1993年 名古屋弁護士会 副会長
2006年 春日井9条の会 代表世話人
2007年~10年 自由法曹団愛知支部 支部長
2009年 春日井法律事務所 法人化
2012年 NPO法人えにしの会 理事
2018年 春日井法律事務所共同化(事務所の「理念」及び「運営指針」発表)
2019年 原発避難者訴訟(だまっちゃおれん訴訟)弁護団 団長

【自己紹介】

 私が弁護士を志した理由は、
その① アジア太平洋戦争(1931-1945)の最中、戦争に反対した作家小林多喜二が特高警察の拷問により虐殺されたにも拘わらず、特高警察の責任が不問に付されていることに大きな疑問を感じたこと

その② 戦後最大の謀略事件といわれる「松川事件」(占領軍が関与しているとの疑いが強い)で死刑判決から逆転無罪を勝ち取った自由法曹団の弁護士たちの活躍を眼前にみたことの2つです。

 2009年に導入された裁判員裁判制度を含む一連の改革により、かなり刑事司法制度の改善がなされましたが、まだまだの面も多い。特に人質司法といわれる長期の身柄拘束下での「自白偏重」の取り調べという根本的な問題は未だメスが入っていません。
春日井市に住んで50年余。これからも弱者の立場に立った弁護活動を地道に進めて行きます。
 弁護士の原点は刑事弁護にあります。弁護士がプロフェッショナルであるという自覚と誇りをもって、あらゆる事件に前向きに取り組んでいきます。

【書籍】

著書「弁護士ムッチーの事件簿~街ベンが歩んだ30年」
 
プロフィール

 よしだ     みつとし

弁護士 吉田 光利
愛知県豊川市生まれ
【大学・学部】京都産業大学法学部
【法科大学院】愛知学院大学

【所属委員会】

貧困問題・多重債務対策本部、法教育委員会、憲法問題委員会

【外部所属団体】

愛知学院大学法科大学院講師、中小企業家同友会

【弁護団等】

年金違憲訴訟弁護団、沖縄高江への愛知県警機動隊派遣違法訴訟弁護団
アスベスト・じん肺被害救済対策東海弁護団

【講演会・講師活動】

年金違憲訴訟、沖縄高江訴訟の事件報告、法律事務所主催の相続連続講座
憲法改正に関する講演等

【自己紹介】

 困難な状況にある労働者や貧困に陥っている人の力になりたいと思い、弁護士を目指しました。相談に来られる方の悩みが一刻も早く解決するように誠実かつ迅速に仕事に取り組んでいます。
 弁護士となって、また、春日井市民となって、10年余りが経ちました。交通事故、離婚、相続、債務整理、破産、労働事件、刑事事件、行政事件など一通りの案件を経験し、相談に来られた方に的確なアドバイスをし、迅速な解決を図ることができます。
 また、経営者の皆様にも、会社法務に関する豊富な経験、他士業との繋がり、中小企業家同友会(春日井地区)という経営者団体に属していることなどを生かし、顧問弁護士をはじめ良きパートナーとして、きっと、お役に立てると思います。春日井市内の経営者の皆様と共に春日井市の発展に尽力していきたいと思っています。
 アスベスト・じん肺被害救済対策東海弁護団に所属しています。アスベストをはじめ健康被害に苦しんでおられる方も、是非一度、ご相談下さい。
 事務所経営理念として「私たち春日井法律事務所所員一同は、春日井市およびその周辺地域において頼もしい拠り所としての役割を果たす事務所であることを自覚し、依頼者の心に寄り添い、所員一丸となって、迅速に、抱える心配毎や紛争の予防、解決をはかることによって、安心して日常生活を送ることができるようになることを目指す」ことを掲げています。春日井という地名が入った「春日井」法律事務所という名前を誇りに思い、活動しています。 ここまでこられたのも、地域の皆様の支えがあってこそです。
 今後も、地域の皆様のお役に立てるよう力いっぱい頑張ります。

交通事故、離婚、相続、債務整理、労働、刑事、行政、不動産、会社法務
プロフィール

 いとう     ともき

弁護士 伊藤 朋紀
三重県桑名市(旧桑名郡多度町)生まれ。
三重県立四日市高等学校 卒業
【大学・学部】名古屋大学法学部 卒業
【法科大学院】名古屋大学法科大学院 修了
2010年司法試験合格、2011年弁護士登録(64期)

【外部所属団体】

名古屋大学法科大学院 非常勤講師(憲法)(2019年4月~)、愛知中小企業家同友会
アイチ士業ネットワーク

【所属委員会】

愛知県弁護士会 憲法問題委員会

【講演会・講師活動】

2015年7月から現在まで、毎月1回の憲法勉強会(憲法カフェ)の講師を務めております。また、憲法、民法(遺産分割、成年後見、不法行為等)、生活保護法、その他各種法令に関する講師を多数務めております。

【自己紹介】

 弁護士登録から現在までを通じて、民事・家事・刑事・行政を問わず、また訴訟・調停・交渉・文書作成等を問わず、いわゆる「街弁」として、多種多様な事件の処理に携わってきました。10年間以上にわたり、春日井市での街弁としての活動を通じて、市民の皆様の日常生活に関わる様々なご相談をお聴きしてきました。また、各地での法律講座や学習会の講師としての定期的な活動を通じて、春日井市及び周辺地域の皆様一人ひとりと対話する機会にも恵まれました。これらの活動を経て、私自身、地域に根差した法律事務所・弁護士として、事件処理やご相談対応等の取組みにより、市民の皆様が安心して日常生活を送ることができる一助となりたいとの思いを一層強くしております。
 事件処理の経験を積んで思うことは、個々の紛争は法律を形式的に適用して機械的に解決することができるものでは全くなく、相談者・依頼者の方のご意向や悩みをできる限り時間をかけてお聞きして、ご意向に沿った法的な対応策の選択肢を提案・提示し、どのような対応策によるべきかを一緒に悩み考え、伴走者として継続的に支援させていただくことを通じてこそ、紛争を解決することができるということです。
 これまで事件処理に関わったことが多い分野としては、①家事事件(相続、離婚、親族関係のトラブル等)、②一般民事事件(交通事故、貸金返還請求、登記請求等)、③企業法務・商事事件(労働事件〔使用者側・労働者側いずれも〕、取引先との売買代金請求・請負代金請求、競業避止義務違反・利益相反取引に基づく損害賠償請求、法人の役員に対する損害賠償請求、顧問弁護士業務等)があります。また、宅地建物取引士資格試験の合格経験を活かして④不動産関係事件(売買契約・賃貸借契約・媒介契約に関するトラブル・契約書作成、土地・建物明渡請求、賃料請求等)も多く解決してきました。また、憲法や行政法といった公法分野に強い関心があり、⑤行政事件・憲法訴訟(国・地方自治体に対する取消訴訟・義務付け訴訟、国家賠償請求訴訟、異議申立て、審査請求等)については当事務所にてご依頼がありました件のほぼ全てに携わり、解決に導いてきました。

 その他、どのような内容のお困り事や悩み事であっても、まずはできる限り時間をかけてお聞きして、一緒に解決方法を考える手助けをさせていただければと思いますので、お気軽にご相談ください。

相続、離婚、交通事故、企業法務・商事事件(労働事件を含む)、行政事件(異議申立て、審査請求、行政訴訟等)、不動産関係事件
プロフィール

 いちかわ     てつひろ

弁護士 市川 哲宏
愛知県立旭丘高等学校 卒業
南山大学法学部及び南山大学法科大学院 2011年修了
2011年司法試験合格、2012年弁護士登録(65期)

【外部所属団体 弁護団等】

名張毒ぶどう酒事件全国再審弁護団、国民救援会春日井小牧支部支部長、愛知刑事弁護塾
NPO法人えにしの会 副理事長、南山法科大学院アドバイザー講師(民法)

【所属委員会】

日本弁護士連合会 司法修習費用問題対策本部
日本弁護士連合会 人権擁護委員会 手錠腰縄プロジェクトチーム、
愛知県弁護士会 刑事弁護委員会・死刑制度廃止委員会・人権擁護委員会・再審法改正合同部会・給費制復活緊急対策本部・法教育委員会

【講演会・講師活動】

日本弁護士連合会法律事務職員ライブ実務研修『相続手続き(1)』相続法改正と遺産分割事件の処理・『相続手続き(2)』相続法改正と遺言執行の実務・事務職員能力認定制度の研修会「民事保全」
その他、名張毒ぶどう酒事件の各地での事件報告会、NPO法人えにしの会での遺言作成講座や成年後見制度講座、法律事務所主催の相続連続講座での遺言や民事信託に関する講座等、多数の講演会を行っています。

【書籍】

GENJIN刑事弁護シリーズ28『保釈を勝ち取る 90事例の裁判理由からみる傾向と対策』(共著) 

【自己紹介】

 冤罪事件につき、国家による人権侵害の最たるものだと憤りを感じ、刑事司法の最前線からこの問題に取り組みたいと考えたことが、私の弁護士としての原点です。名張毒ぶどう酒事件全国再審弁護団での活動は、私のライフワークとなっています。そして、冤罪を生まないための刑事弁護の実現を目指し、日々実践しています。
 高校時代に春日井市在住の友人が多く、春日井市にて濃密な青春時代を過ごしておりました。弁護士登録後において、まさに所縁の地である春日井市を本拠地として弁護士業に邁進できることを誇りに思っています。人口30万人超の名古屋市のベッドタウンである春日井市にて、10年以上、市民の皆様より様々なお悩み事・案件について、ご相談、ご依頼をいただき、解決に導いてまいりました。
 相続、高齢者問題、交通事故、離婚、労働問題、会社経営問題といった、皆様の日常生活や経済活動に密接に関わり得る事件にこそ、的確かつ細やかで親身な法的サービスが必要であると感じています。お困りごとをお伺いし、問題点を解きほぐし、どのような解決を目指すのがご相談者様にとって最善であるか、これらを一緒に考え、一緒に問題を解決するパートナーとして皆様のお役に立ちたいと考えています。
 相続(遺産分割協議、遺言作成、遺言執行、信託)、高齢者問題(成年後見制度、任意後見契約、おひとりさまの生活支援)については、私の専門分野(キラーコンテンツ)として、10年以上特に力を入れています。皆様の人生の背景をしっかりお聞かせいただき、最先端の法律知識と当事務所の40年を超える経験を合わせた創意工夫によって、安心・安全かつ用意周到なご準備をご提案いたします。
 「市川さんに話をしたら、分からないことの不安が吹き飛んで、やることが明確になって、気持ちも楽になりました。」と皆様に感じていただけたら幸いです。

相続、高齢者問題、刑事事件、会社経営支援、離婚、不動産関係、交通事故、労働問題、交渉事件
プロフィール

 なかしま      まみ

弁護士 中島 真実
春日井市生まれ
【大学・学部】同志社大学法学部
【法科大学院】名古屋大学

【所属委員会】

リーガル・アクセス・センター運営委員会(通称LAC委員会、主に交通事故事件における弁護士費用特約の在り方について検討しています。)

【外部所属団体 弁護団等】

春日井商工会議所青年部

【自己紹介】

 弁護士になり、ご縁があって生まれ育った春日井市の事務所で働くことになりました。そこで地域の方々や地元の事業者様と繋がりを持ち、地域の経済活動を盛り立て、自身の出身地である春日井市に恩返しができればと思っております。現在は、春日井商工会議所の青年部に所属し、市内の企業や事業者様をご紹介いただき、多くのご相談を受けさせていただいております。
 またこれまで、特に不動産の賃貸借に関する問題(特に家主さん・大家さん側における入居者、テナントへの対応)に多く携わってきました。賃料の不払い等で立ち退いてほしいといったご相談を多く受けており、任意の交渉から始め、訴訟提起、明け渡しの強制執行まで、全ての段階について経験を積んでおります。日本では自力救済が禁止されている(裁判所を使わずに無理矢理強制的な対応をしてはいけない)ため、どれだけ借主が賃料を支払っていなくても、貸主が借主の部屋に立ち入って荷物を部屋から出すということはできません。借主が出て行ってくれない場合、法的な手続きを踏む必要がありますが、この手続きは容易ではありません。そこで弁護士に早期にご相談いただければ、適切なタイミング・方法でスムーズな立ち退きを実現できますので、是非ご相談ください。
 その他、不動産・空き家問題についても、春日井市が主催している空き家対策セミナーに相談員として参加しております。また、持ち主がいない、相続人もいない、という空き家(このような物件は管理状況も悪く、立地が悪い等の特殊事情が多数)について、裁判所から相続財産管理人に選任された上で売却等の処理にあたる経験を複数有しています。他にも、自身が管理していた土地が実は他の人の名義(全部又は一部)になっているようなケースについては、親族間の問題や相続問題としてよく相談があり、時効取得を原因として所有権を求める訴訟を提起して解決するという事件を複数担当してきました。
 さらに最近は交通事故事件(被害者側)についても力を入れています。後遺症が残ってしまったケースについて、非該当であった後遺障害等級を認めさせ、または一度認定された等級を異議申立てによってさらに上位の等級に上げるといった手続きは、交通事故の被害者の被害回復にとってとても重要なことです。等級の認定があり、それが上位であることによって、被害者が受け取ることのできる慰謝料額や逸失利益に基づく賠償金額は相当に大きく増額します。つまり、交通事故の被害については、弁護士に相談して、弁護士が適切に対処することにより、被害者が最終的に受け取る賠償金はかなり増額します。お怪我で苦しまれている方が適切な賠償を受けられるように、そして事故以前の笑顔を取り戻すことができるように、しっかりとお手伝いをしたいと考えております。
 賃貸借や交通事故などに限らず、お困りごとがありましたら、お気軽にご相談して頂けたらと思います。

賃貸借、交通事故、空き家問題、相続、破産申立て、後見申立て等
プロフィール

    にわ     やすのぶ

弁護士 丹羽 康暢
名古屋市天白区生まれ。
【大学・学部】 愛知大学法学部 卒業
【法科大学院】 南山大学法科大学院 修了
2014年弁護士登録(67期)

【所属委員会】

愛知県弁護士会 法教育委員会
ビギナーズネット(司法修習生の給費制復活のための若手ネットワーク)愛知支部

【講師活動】

名古屋市立宝神中学校(SNSの危険性等)
名古屋経済大学市邨高等学校(死刑制度の是非)

【自己紹介】

 私は、弁護士登録以降、春日井市で弁護士業務を行ってきました。離婚、相続などの問題や交通事故、借金トラブルなどの皆様の身近でも起こりえる法的トラブルを抱えた春日井市民の方の事件を多く担当してきました。特に、離婚相談及び離婚事件について、少なくとも400件以上の事件を担当しました。離婚の悩みは深刻となることもあり、家族や友人には相談しにくい内容を含んでいることも多いかと思います。そして、誰にも相談できないまま、つらい状況から早く脱出したいとの思いを優先して、不十分な準備のまま離婚されてしまう方さえおられます。
 しかし、お子様がいらっしゃる方の場合、離婚できれば万事解決ということにはならず、一歩踏みとどまり、親権や養育費、財産分与や慰謝料、面会交流の実施の方法等を検討し、離婚後の生活をきちんと考えていくことが大事です。離婚事件は、早期に弁護士が介入して対応することが非常に大事で、一旦相手と安易に合意や取り決めをしてしまいますと、後から、合意内容を覆すことが非常に難しい場合もあります。早いタイミングで弁護士に相談することは、相談者の利益に大きくつながります。
 私は、これまで数多くの離婚事件を解決してきましたが、複数の離婚事件を経験して感じているのは、特に離婚事件は、自分自身で相手方と話し合うことによるストレス等が、他の類型の事件よりも相当に大きいということです。私は、そのように悩んでいる方に寄り添い、代理人弁護士として相手方に対して交渉し、家事調停や審判、訴訟といった法的手続きを駆使して、最大限の力になりたいと考えております。
 弁護士の仕事は、「相談者・依頼者の方の悩みを理解・共感し、その悩みを取り除くことである」と考えています。そのため、私は、依頼者の方が悩んでいることについて、どこに不安があって悩んでいるのか、どうしたらその悩みを解消することができるのかということ等を寄り添って考えながら、紛争を解決することをモットーとしております。
 弁護士というと「敷居が高い」や「怖い」というイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思います。ただ、弁護士に相談するだけでも、頭の中が整理され、解決の道筋が見えてきたり、お気持ちが楽になることが多くあります。法律相談をすることを重く考えず、気軽に春日井法律事務所にご相談に来ていただければと存じます。

離婚、相続、消費者トラブル、後見申立て、破産申立て等